とある会社員の就活日記

はじめまして、みけ猫と申します。現在、会社員をしております。大学時代には、主に管理部門系の職種を希望して就職活動を行い、10社から内定をいただきました。ブログを始めた理由は、これから就職活動をする方々に私の経験や就職活動について伝え、少しでも苦労を減らして就職活動を充実したものにしていただきたいためです。また、就職活動以外のことについても書いていくと思うので、よろしくお願いします!Twitter:toaru_syukatsu2

適性検査について(1)(SPIについて)

みけ猫です。

 

今回は就職試験の適性検査について書きます!

 

適性検査とは、ほとんどの企業で導入されている、学力検査・性格検査によって基礎学力や自社への適性や、希望職種に適合するかを判断する試験です。

 

今回は「SPI」という試験について書きます。

 

 

 

 

 

1.  SPIとは?

SPIとは、リクルートキャリア社が提供する適性検査で、適性検査の中でもシェアが高いです。私が受験した企業の中で半数以上はこの「SPI」を採用していました。

言語試験・非言語試験・(英語試験)・性格検査から成り、オプションで企業によっては英語の試験があるなど多少差があります。

国語と英語の難易度はわからないのですが、非言語は高校1年生までの数学の内容で解ける範囲だと言われています。

 

2.  SPIの受験方法

「SPI」の受験方式は3つあります。

ペーパー方式

・テストセンター

・WEBテスティング

の3つです。

 

ペーパー方式

まず、ペーパー方式ですが、これは紙媒体で受けるテストです。この方式は受験時間内であれば何度も見直せるので、安定して解けると思います。

 

テストセンター方式

つぎにテストセンター方式です。

この方式は、外部の機関が提供しているパソコンを常設している部屋で受ける方式です。

受験する際には予約をし、テストセンター会場へ受験しに行かなければいけません。(御茶ノ水・新宿・渋谷など)。

そして、注意点が3つあります。

1つめは、替え玉受験の防止のために、身分証明書(写真付き)の提示を求められます。学生証などを持っていきましょう。

 

2つ目は、問題1問1問に制限時間があり、一回進むと前の問題に戻ることはできません。(SPI2までは前問に戻ることもできたようですが、現在のSPI3ではできません。)

 

3つ目は、唯一IRT(項目応答理論)が導入されており、問題の出来具合によって出題される問題に難易度が変わります。これはどのようなものかというと、問題を間違えれば間違えるほど問題は簡単になっていき、正解すればするほど難易度は上がっていくということです。そのため、「問題がたくさん解けた!」という方の方が間違いが多いく、点数が低いため選考に通らず、「難しくて全然解けなかった.....」という人の方ほど選考に通るということが多いです。

余談ですが、東京大学に通う友人曰く、問題がだんだん難しくなり制限時間内に問題を解ききることができなかったようです。逆に、私は普通に制限時間内に解き終わっていました(泣)

 

WEBテスティング

最後にWEBテスティングについてです。

この方式は企業・大学・自分のパソコンなど、パソコンがあればどこでも受験できます。

鋭い方ならお気づきだと思いますが、この方式はカンニングし放題です(笑)

テストセンターとちがい監視している人もいませんので。

そのため、2人以上で一緒に解く人もいると聞いたことがあります。

では、企業はなぜこの方式を導入するかというと、考えられる理由は3つあります。

1つ目は、料金が安いという点です。私たち受験生には関係ないですが、企業はリクルート社に料金を支払って「SPI」を提供してもらっています。

そして、テストセンター方式が一番高い5,500円に対し、WEBテスティングは一番安い4,500円です。

人気企業であれば受験生の数も膨大なため、費用の削減のために利用されてるのではと考えられます。

2つ目は、学歴フィルターの存在をうやむやにするためです。

たとえば、エントリーシートを提出するだけで偏差値の低い大学を落としてしまうと、「あの企業は学歴フィルターがある!」と言われかねません。

しかし、適性検査をすれば、「あなたの試験結果がボーダーを超えていなかったため落としました」と反論できます。

企業から見れば、「試験を実施した」、という事実が重要なため、一番安い方式で十分なのです。

3つ目は、受験生の人脈を図るためです。なにごとにも一人でできることには限界がありますよね。

自信の能力を補うために、協力できる人脈があるかということ判断するために、あえてカンニング可能な試験を導入しているという説もあります。

そのため、別名「人脈テスト」と呼ぶ人もいるようです(笑)

 

3.  SPIの評価方法

SPIは、偏差値によって1から7までの7段階でわかれます。

とある企業の人事の方の話では、300万人の受験実績をもとに偏差値を計っているようです。

確証はありませんがインターネット上では、三大商社などの総合商社の選考を突破するためには言語・非言語で14中10以上とる必要があると言われていますね。

ちなみに、SPIは総合評価・言語・非言語ごとに偏差値と評価が出るのですが、私は総合評価が7段階中6と、それなりの得点をとる事が出来ました。

私はとても数学が苦手なのですが、何回か試験を受けても7段階中5(偏差値52.5以上)以上は取れていたので、非言語に関しては問題集をある程度解ければ、5はとれると思います。(6以上を目指す場合は勉強してください(笑)もしくはSPIを格安で教えていらっしゃる方もいるようなので、そういう方を頼るのも一つの手だと思います。)

 

今回は適性検査についてとリクルート社の「SPI」について書きました。

次回はSPI以外の適性検査について書いていきます。

なにかご質問等あればtwitter:@toaru_syukatsu2までDMをお願いします。

それでは。

はじめまして!

はじめまして!

現在、都内の大学に通う、みけ猫と申します。

今回、主に就職活動についてのブログを始めることにしました。 

私の就職活動での経験をこれからみなさんに伝えて、就職活動をより充実したものにしていただければと思って思います。

私の経験などを踏まえて、面接・エントリーシート・人材紹介サービスを提供する会社など、少しでも皆さんの役に立てるような情報を書いていければと思っているので、よろしくお願いします。